甘くておいしい秋の果物。 その色と形がさびしげに感じた。 でもおばあちゃんが持たせてくれた柿 かじるとじんわりあまくて 涙がにじんだ

見えないヒモでしばりたい。 できるだけ自分の近くにひきよせたい。 それはひとりよがりで、そのヒモをするっとぬけていく。 私はその思いさえ伝えられず、そんなことする強ささえない。 勝手に遠く感じて、自分の意味をみいだせなくなり、 空き缶がくしゃっ…